【道全町の家 -7- 】
内壁左官工事
写真は砂漆喰を仕上げているところ
簡単そうに 流れるように 鏝を操る姿に見とれてしまいました
5日程の工程でしたが 細かく見させて頂き
今回もまた大きな経験となりました
丁寧な仕上がりです ありがとうございます
塗り壁は 写真ではまったく伝わらないけど
光を拾い 陰影を生んで あったかい
もっと言えば ボード下地ではなく
土壁から造れば 目で見てぬくもりが伝わる
都度 選択していく中で ちゃんと意味を理解して
任せてもらい 造れるようにならなきゃなぁと再認識しました
がんばろう
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【道全町の家 -6- 】
キッチンの製作も順調に進んでいます
写真はイタヤカエデの天板
いい杢です
今回のキッチンデザインは稲熊家具製作所です
壁や床などとの細かい取り合いの部分について打合せを行い
ディテールの整理をします
採寸のためキッチン構造部の仮組
今回はⅡ型キッチンで 今製作している壁付型とは別に
さらにアイランド型のキッチンがつきます
無垢材を使用した家具や造作物は本当におもしろい
樹種が同じでも、同じ目の材料なんてないから
どこにどの材を使うか気を使うし
反りや収縮のことを考えてあれやこれやと試行錯誤
職人にとってはセンスと腕の見せ所
出来上がってみるとそういった苦労や気遣いは見えてこないけど
想い出はたくさん詰まってる
どんなキッチンができるか楽しみです
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【道全町の家 -4- 】
ゆる~いR形状の 天井下地の納まり検討中
設計段階でも原寸で細部の納まりを検討しますが
現場でも再度 職人と検討しています
一旦 図面通り造ってみる
あーでもないこーでもないと言いながら微調整
胴縁材を突っ張って 自然なR形状となりました
ここから吊り木を追加していき形を整えていきます
胴縁の材種はエゾ松が多く使用されますが
適度な硬さと突っ張り感が欲しかったので
少々単価は上がりますが赤松の胴縁を使用しています
検討の結果 見切りの具合を少し変更しました
良い状態で造れそうです
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